長岡市立青葉台小学校訪問 Edit

 青葉台小学校へ到着すると、玄関では小黒校長先生がわれわれの到着をお待ち下さっていた。早速校長室にお邪魔してご挨拶。小黒先生と教頭の坂田先生に今回の公演の趣意をご説明し、ご協力・ご支援をお願いした。

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 小黒校長先生は、青葉台小の前は新井市立斐太北小学校の校長をされていたそうで、上越教育大にも足をお運び下さったことがあるというお話であった。また、詩人で小説家でもある国見修二さんとお親しいそうで、不思議な縁がここにもあったな、という強い印象をもった。ちなみに国見さんは旧・三和村の上杉小の教頭さんである。「上越詩を読む会」や「上国連」「上国同」でたいへんお世話になっている。

 小黒校長と坂田教頭にまずご案内頂いたのは体育館。ほぼ正方形に近いフロアー。ステージからフロアーまで階段状に徐々に低くなっていく造り。明るくて素敵な体育館であったが、遮光幕の備えがなく、また、寒さ対策の上でも厳冬期の芝居上演という点では問題がある。しかし、子どもたちは実に元気よく遊んでいた。動いていさえすれば寒くなんかはないのだ。

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 次に拝見したのが図書室。もともと全校児童が一同に会して給食をとった食堂であった場所。青葉台小は開校当時は70人弱の児童しかいなかったそうだ。したがって、この元・食堂もその人数をもとに設計されたものらしい。しかし、その後、長岡ニュータウンの整備が進むにつれ、児童数は爆発的に増加。現在は400名近くの児童数となっている。かくして、かつての全校給食用の食堂は図書室へと変貌した。

 この図書室は校舎玄関から一番近い教室で、しかも、暖房装置2機、遮光のための暗幕装備も万全である。ジョルの第1印象では「ここだな!」という感じ。図書室なので当然書架が並んでおり、また、立派な木製のカウンターも据えられている。この重量感あるカウンター設備は、ここを図書室にすると決まったとき、先生たち20人近くが総出で別の教室から運んできたものだとのこと。「ですから、移動可能です」と校長先生。

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 さらに、普通教室も案内して頂く。教室は可動式のしきり板で教室部分と廊下部分とが自由にレイアウトできる仕組みになっている。「これ、いいなぁ……」と呟くジョルであった。まるで、ナベサダに同様のせりふを吐く「YAMAHA TOWNY」のCMのおじさん状態(古い)。パネルで仕切られた広い廊下では、1年生の女の子が長縄飛びに興じておりました。かわいい〜。

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 熊さんと合議の末、体育館は遮光幕と寒さ対策の点で候補から外し、また、普通教室もさまざまな物品の移動を伴うため遠慮しようという話になった。そこで、図書室をお借りする方向で、今後さらに詰めていくことにした。公演は日曜日なので、校舎の方は解錠・施錠と鍵管理をして下さる先生のご協力が必要になる。そこで、寺さんから紹介してもらっていた堀口さんにお願いする。堀口さんは社会コースのご出身。大学では合唱部に所属されていた。「じゅ★えん」のメンバーにも合唱部所属の人が何人かいる。こんなところにも「縁」を感じる。

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記事カテゴリー: [訪問記録]


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