演技と演出 Edit

 自分の「演技」にどうも自信が持てない。「演出」の指示がどうもうまくわからない。

 そういう方は、まず、平田オリザ〔著〕『』をお読みください。

 本書の腰巻きには次のように記されています。

自分を把握し、
他人とイメージを共有する、
画期的な演劇入門!

感動を起こす技術

 出版社側のキャッチコピーは次の通りです。

優秀な俳優の条件とは。演出家はなぜ必要なのか。演劇的な感動をどう起こすか。芝居づくりの基本が誰でもわかる画期的な入門書。

  • 俳優の条件とは
  • 演出家は必要か
  • リラックスして台詞を言うコツとは
  • 観客の想像力をどう操るか
  • スタニスラフスキーとブレヒトは何をしたか

 どうでもいいことですが、本書の107ページに「オカマ」として出てくる「岡山出身の言語学者」というのは高本のことです(笑)。

 本書自体がすぐれた「演劇入門」になっていますが、同じ著者による『』を併せ読むとさらに効果的です。

 こちらの第四章「俳優は考えるコマである」の中に出てくる「コンテクスト」概念は、平田さんと高本とで考えを摺り合わせていった一つの成果です。

 また、これもどうでもいいことですが、次の『』の中では、高本がいきなり実名で登場して、おこがましくも平田さんに「レクチャー」を始めたりします。


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Last-modified: Fri, 22 Feb 2008 20:49:09 JST (5914d)